お祝いに胡蝶蘭を贈りたいと思ったとき
その前になぜいろんなお祝い事に胡蝶蘭が選べれるの?
花言葉いいから?
縁起がいいの?
胡蝶蘭のイメージ?
など胡蝶蘭につい疑問に思ったことが解決きる記事です。
お祝い事に胡蝶蘭を贈る時の参考にもなります。
こちらを読んでいただくと、ネット上の胡蝶蘭サイトで説明される通常(花言葉・花粉ナシ,etc)の理由とは別に、花屋目線での胡蝶蘭の選ばれる理由、利点など知ることができます。
なぜ?胡蝶蘭がお祝い事の贈り物に選ばれる6つの理由
花屋目線!!みんなが贈るから….. “とりあえず胡蝶蘭”を贈れば安心
胡蝶蘭には、上品、高級といった良いイメージがあります。
更には、”ビジネスのお祝い事には胡蝶蘭”というイメージが周知されています。
例えば、一般の物をお祝い事に贈答品を贈る場合は、
先方の会社に
何を贈ったら喜ばれる?
社長様の好みは?
食べ物を贈ることもできないし・・・
日ごろからお世話になってるので失礼があってはいけないし・・・
色々考えるときりが無いですよね。
そこで、イメージが良く、先方の会社に安心して贈れるものというと
そこで選ばれるのが胡蝶蘭です!
一般的に、”お花を貰って嫌がる人は居ない”といわれたり、イメージ的にも良いのでお祝いに胡蝶蘭が選ばれます。
胡蝶蘭以外でのお祝い事の贈り物というと、生花(フラワーアレンジメント・生花スタンド)や観葉植物などがあります。
見た目が華やかだったり、観葉植物などは管理が簡単など、商品ごとの利点はありますが、胡蝶蘭のイメージ や、贈った後の管理面(水やり、会社内での移動、花の開花期間、etc)からも他の商品と比較しても利点が多いことが分かります。
そして日頃の花屋業務からの感じることで、胡蝶蘭が選ばれる理由としては、日本人の集団心理もあるのかな?と感じています。
つまり、お祝い事の贈り物=胡蝶蘭 が通例となっているので、とりあえず胡蝶蘭を贈れば間違えが無いので安心という観点から、胡蝶蘭が選ばれる理由の一つになっていると思います。
“幸福が飛んでくる” 縁起の良い胡蝶蘭の花言葉と花言葉の歴史
胡蝶蘭の花言葉は、どれも縁起の良い花言葉ばかりです。
こちらの記事では、胡蝶蘭の花言葉の由来と各色別の胡蝶蘭の花言葉を説明します。
公式に認定されている花言葉はない!? ウェキペディアより
最初に水を差す形になってしまいすみませんm(__)m
Wikipediaでは、このように記されています↓↓↓
ウィキペディアより
花言葉を利用して草花を楽しむ習慣が日本に輸入されたのは、明治初期とされる。当初は輸入された花言葉をそのまま使っていたが、その後、日本独自の花言葉も盛んに提案されるようになった。
また、園芸産業の広がりとともに、花言葉は花卉類の販売促進のためさまざまに活用が試みられている。日本独自の新品種が開発された際に開発者自身が花言葉を命名しているほか、生産者が新しい花言葉を消費者から募集・命名したり、販売会社が独自に命名するといったケースがある。花言葉はその国の文化や歴史などにも関係しており、複数の意味合いを持つ花は珍しくない。
現在、花言葉を公式に認定する機関は存在しない。
「花言葉」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』
(https://ja.wikipedia.org/)
最終更新日時:2021年12月9日 5:46(日本時間)
アクセス日時:2021年12月8日 16:30(日本時間)
正式な花言葉ではないとしても、花言葉も一緒に加味されてお花を贈られる心配りは素晴らしいと思います。
下記では、一般的な胡蝶蘭の花色別の花言葉を説明します。
胡蝶蘭の共通の花言葉は、“幸福が飛んでくる”です
花の色、種類に関係なく、胡蝶蘭共通の花言葉は,「幸福が飛んでくる」です。
この花言葉が、お祝い事の様々なシーンで胡蝶蘭が利用される理由の一つです。
お祝い事にはもちろん、不安もある中で、新しいことや前向きに行動する際、とても安心、勇気づけられる花言葉ですね。
胡蝶蘭自体の花言葉「幸福が飛んでくる」の由来は、→ こちら で説明しています。
実際は、“蝶”ではなく、“蛾(ガ)”だったということに驚きました!
胡蝶蘭の色別の花言葉(白・ピンク・他色)を説明します
☑白とピンクについては、共通して言われる花言葉です。
黄色、青色、他色については、上記のウィキペディアの説明のように一部で言われている花言葉です。(時々、こちらの色に関しては、”花言葉は無い”と言われることもあります。)
花の色 | 花言葉 |
---|---|
白 | 清純、清楚 |
ピンク | あなたを愛します。 |
黄色 | (進出、活発) |
青 | (愛、尊敬) |
一部で言われている花言葉とはいっても、お祝いの胡蝶蘭を贈るのですからやはり花言葉は気になりますよね。
花言葉が無い場合、色々な目的に合わせて胡蝶蘭の色を選んでみてはいかがでしょうか? サンプルを下記で説明しています。↓↓
開花期間(花が咲いている期間)が長い。1~3ヶ月間は咲き続けます
他のお花と比べて胡蝶蘭は、開花期間が長いこともお祝いの贈り物に選ばれる理由の一つです。
他のギフト用のお花と比較しても胡蝶蘭の開花期間はとても長いです↓↓
花の種類 | 開花期間 |
---|---|
胡蝶蘭 | 1~3ヶ月 |
胡蝶蘭以外の蘭の鉢 (デンファレ、シンビジューム、カトレア,etc) | 2週間~1か月 |
ギフト用の花鉢 (ベコニア、シクラメン、バラ、etc) | 2~3週間 |
切り花 (フラワーアレンジメント、スタンド生花) | 5~10日間 |
開花期間がとても長く、イメージ、花言葉とも良い印象なら胡蝶蘭がお祝いの贈り物に選ばれる理由がわかりますね。
更に胡蝶蘭には、良い点がありますので、↓↓で説明させていただきます。
香り・花粉が無いので安心、そしてお祝い場所を明るくしてくれる
お花が贈られた場所を明るくしてくれるのはもちろんです。
更に、胡蝶蘭は香り、花粉無いので、オフィスはもちろん店舗・クリニックなどお客様や患者様がいる場所でも安心して飾っていただけます。
胡蝶蘭が開花中(お花が咲いている間)は、お水をあげるだけなので管理が簡単
開花中のお手入れは、水やりだけでOK!! (開花中の肥料は不要です。)
胡蝶蘭の根元の水苔が乾いているか確認してくださいね →
水苔が乾いていたらお水やりのタイミングです。
(水苔がか湿っていたらお水やりは不要です。)
胡蝶蘭の葉に張りが無くしんなりして、黄色い部分が見えたら水分が多い可能性ありです。水苔が乾くまで待って、水やりの回数を減らして下さい。
お花が到着してからの管理については、→ お祝いの胡蝶蘭をもらったら、その後の管理方法をわかりやすく説明します で説明しています。
ビニールハウスで生産するので、1年を通してお祝いに胡蝶蘭が贈れます
胡蝶蘭は亜熱帯地域の植物ですが、日本での胡蝶蘭の生産は、ビニールハウスで栽培、生産されています。
ビニールハウス内で温度管理・日光・水分管理・開花調整など胡蝶蘭に合わせて調整するので、一年を通して花市場には、胡蝶蘭が出荷されます。
冬時期なると花市場での胡蝶蘭の数量は少なくなりますが、花市場で胡蝶蘭自体が無くなることは無いので様々なお祝い事に胡蝶蘭を贈ることができます。(繁忙期などは品薄になることがあります。)
年末年始、3・4月、選挙発表後、など胡蝶蘭の利用が集中する時期は、花屋さん、胡蝶蘭のECサイト様に早めに注文、予約をされた方が賢明です。
まとめ
胡蝶蘭は上記の内容などから、色々なお祝い事の贈り物に選ばれます。
花屋の私としては、お祝いに色々とおススメ商品はございます。
しかし、胡蝶蘭のもつ高級感のイメージや上記の多くの利点を考慮すると、やはり胡蝶蘭は別格のような気がします。
お花を貰ってがっかりする人は居ないと言われますが、これからもビジネスのお祝い事に胡蝶蘭を是非ご利用いただきたいです。
そして胡蝶蘭をご利用の際、上記内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
ありがとうございました。